【徹底考察】プログラミングをしながら音楽を聞くのはあり?なし?【結論:全然ありです】

みなさんはプログラミングをする時、音楽を聞きながらやりますか?

昨今のIT業界は昔のようなブラックなイメージが次第に払拭されてきていて、今は殆どの開発現場では音楽を聞きながら作業できるなど、自由な働き方が可能となっています。

現場以外でも、カフェや喫茶店に行くとパソコンを開いてる人の殆どがヘッドホンやイヤホンを着けているように感じませんか?

yuto
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そんな作業中に音楽聞いてて仕事できるの?

今回は、そんな疑問からプログラミングとながら音楽の関係性について自分なりの持論を展開して、その後にプログラミング中に音楽を聞くことのメリット、デメリットを記載して行こうと思います。

もちろんプログラミングに限らず何かしらの勉強にも当てはまる事だと思うので、エンジニア以外の人も最後まで読んでもらえると嬉しいです。

自分の持論

先に結論を書くと、自分のこれまでの経験上プログラミング中に音楽を聞くのはありだと思っています。

自分がエンジニアとして業務する中でながら音楽について自分で決めているルールは2つあります。

  1. やる気、モチベーションが出ない時は音楽を聞く
  2. 音楽よりも作業に関心が向いたら聞くのを止めてみる

まず質問ですが皆さんプログラミングや何か作業をしようとする時ってその時の「やる気」によって左右されていませんか?

特にプログラミング初心者の人はまだ「コードを書く」あるいは「勉強をする」という事に慣れないので、この「やる気」が出ないと手を動かすのが非常に億劫で面倒に感じると思うんです。

ただ知っておいて欲しいのは、この「やる気」という概念は何かを継続していて徐々に出てくるものだと言う事です。

基本的に人間は「今続けている事を続けたがる」習性があります。

例として、朝起きて歯磨きをしないと気持ち悪かったり、落ち着かなかったりしませんか?

その歯磨きをする際は特に「やる気」は必要ないと思います。多少面倒な作業かもしれませんが、体が自然としたくなってそのまま歯磨きをする事を生まれてから今日まで継続し続けてきた事でしょう。

何が言いたいのかと言うと、人間は何か始めるきっかけさえ作れればそのままその作業を継続することができるという事です。

そのきっかけ作りに音楽は非常に有用だと思います。

プログラミングを始める際、億劫で面倒くさくてやる気が出ないなーと感じたら何でもいいので自分が好きな音楽を聞いてリラックスしながら少しづつ手を動かしてみてください。

だんだんと音楽よりもプログラミングの方に意識が集中し始めてくると思います。この状態がやる気が出ている状態であると自分は考えています。

もちろん音楽に頼らずにプログラミングが続けられるのが一番いいのかもしれませんが、効率や集中力よりもまずは勉強時間を伸ばす方が大事です。

そして音楽を聞きながらコーディングをし始めて、だんだんと音楽から意識が離れてきたと思ったら思い切って音楽を止めてみましょう。

この状態まで持ってこれれば、「切りのいい所までプログラミングを続けたい!」と感じてそのまま継続し続けられるはずです。

ここまでざっと自分の持論を書いてきましたが、次は音楽を聞くことのメリットやデメリットを書いて見ようと思います。

音楽を聞くことで得られるメリット

  1. 適度な雑音が入って集中力が増す
  2. やる気を上げるきっかけになる
  3. 長時間のプログラミングが苦でなくなる

適度な雑音が入って集中力が増す

「雑音効果」というのをご存知でしょうか。

皆さんはしーーんとした自宅で 1 人で作業するのと、喫茶店やカフェなどの人の話し声や雑音がする環境で作業するのではどちらのほうが集中しやすいですか?

多くの人は静かな方が集中できると考えがちですが、実は人は何かの音を無意識に探して聞こうとしてしまう習性があるそうで、完全に無音な状態だとかえって神経が敏感になってしまって、集中できないという事があります。

その集中に必要な適度な雑音を生み出すのが音楽というわけです。

今の時代たぶん全国どこの喫茶店やカフェに行っても店内BGMが流れていると思いますし、病院でも長時間の難しい手術をする時などに医師が緊張をほぐすために手術室に適度な音楽を流しながら執刀するという話も有名ですよね。

人の脳は大体70デシベルの環境の所でよく働くという研究結果があって、それがちょうどカフェや喫茶店で流れている雑音の音量と同じくらいだそうです。

これを聞くとカフェに行くとやけにプログラミングや作業をしている人が多いのも納得できるのではないでしょうか。

人は何かに集中したい時、無意識に雑音を求めてしまうということで、これはプログラミングをする時にも当てはまっているはずです。

やる気を上げるきっかけになる

先程持論の所でも触れましたが、これは最近プログラミングを学習し始めた初学者にはいい効果ですよね。

最初の初学者の内は、些細な所で学習が躓いてしまう事も多いと思います。

環境構築わからん、基礎文法覚えられない、用語わからん…etc

あるいはまだパソコンにすら慣れていなくて、ブラインドタッチが出来なくて詰んでいるって人もいますし原因は様々です。

自分も初学者の頃はよく環境構築で躓いて分からなすぎてパソコンの液晶を割りそうになった事は何回もあります。

そのせいでプログラミングをやるモチベーションが消えて、数日何もしない期間が生まれて、何も覚えていなくて、また始めから勉強し直すとかはよくあるムーブでした。

そんなやる気が出ないがそろそろ再開しないとなーと思った時、僕はよく音楽を聞いていました。

プログラミングをやる時にしか聞かない音楽を予め決めておいて、その音楽を流すというルーティンを決めておくと、自然とやる気スイッチが切り替わって、プログラミングすることのハードルが下がる様な気がしました。

聞く曲としては、EDMなど少し激しめの曲がおすすめです。

長時間のプログラミングが苦でなくなる

これも持論の箇所で触れましたが、音楽を聞いていない時と比較して、やはり聞いている時の方が明らかにプログラミングに飽きずに集中が持続する気がします。

やはり人間の集中力には限界があって、約45分ほどしか持たないとの研究結果が出てます。それに基づいて小学校の授業の時間は 1つの授業につき45分と決まっています。

45分集中してプログラミングすることは思っているよりも大変な労力です。

その集中できる時間が過ぎてしまうと途中でTwitterを見てしまったり、YouTubeを見てしまったりして時間の浪費をする原因になってしまうわけです。

僕は音楽を聞きながらやることで 2時間くらいはある程度の集中力を維持したままプログラミングすることができますし、メロディに乗りながらリズムよくコーディングできて飽きずに持続することができると思います。

集中が切れて途中で手を止めてしまうくらいであれば、音楽を聞いてリラックスして机に向かう時間を増やしてみることもプログラミングを勉強する時に重要な事です。

余談ですが、実際この記事を書いている瞬間も自分は音楽を聞きながら、頑張って文字を生産しています。

記事を書くのは非常に根気が必要な作業ですので、なるべく椅子に座ることに飽きないようにすることによって少しでも生み出す文字数を多くしようと四苦八苦しています..。

音楽を聞くことのデメリット

  1. インプットの効率が下がる
  2. 周囲とのコミュニケーションが取りづらい
  3. 音楽がないと集中できなくなってしまう

インプットの効率が下がる

例えば新しいプログラミング言語を学習したい時など、知識をインプットする時には多くの集中力を必要とします。

何か新しい事を習得したりする時に音楽を聞きながらやってしまうと、音楽に気を取られてしまって効率は多少落ちます。

特に歌詞のある音楽を聞いていると頭に直接言葉が入って来てしまうので、そっちの方に気が向いてしまうのです。

人間は基本的にマルチタスクは苦手な生き物ですので、どうしてもインプット中にも音楽を聞きたいという人は歌詞のない曲を聞くのがおすすめです。

周囲とのコミュニケーションが取りづらい

これは今リモートワークで働いていたり、一人でプログラミングする人にはあまり当てはまらない項目かもしれません。

開発現場では基本的には一人で何かするよりかは、チームで物事に取り組むことが多いです。

チームで意思疎通してプロジェクトを進めていこうとする中で、ヘッドホンやイヤホンをしながら作業している人がいたら少し話しかけるのを躊躇してしまうと思います。

開発現場では、しばしば業務と関係ない雑談が行われることがありますが、そこでの話題が新しいアイデアに繋がったり、思いがけない発見をしたり、チームメンバーとの関係性を良くしてくれたりと結構重要な役割を発揮していたりするのですが、

耳がふさがっているとそんな何気ない雑談すら発生しなくなってしまいます。

音楽を聞いていても良いと思いますが、周りに人がいる時は片耳だけで聴く、音量を低めに聴くなど、

いつでもチームメンバーから話しかけられたら応答できるように対策をしておくのが無難です。

しかし逆に、あえてヘッドホンやイヤホンをして「今めっちゃ集中しているので話しかけないでください。」という感じで意思表示をしている人もいるのでそこの判断は難しいですが、そこは雰囲気で何となく察してあげてください。

音楽がないと集中できなくなってしまう

音楽を聴くのはいいと思いますが、その効果にあまり依存しすぎてしまうのも考えものです。

依存してしまうとその環境がなくなった瞬間に本来の力を発揮できなくなってしまう可能性があります。

例えばふとした時に家にヘッドホンやイヤホンを忘れてしまったとしましょう。

そうすると普段からずっと音楽を聞いてプログラミングしている人は、その普段と違う環境に無意識にストレスを感じてしまいます。

僕の知人でも毎回なにかしらの作業をする時に音楽を聞きながらやっていた人がいて、ある日その人が家にイヤホンを忘れて来たことがあります。

それに気がついた瞬間に慌ててコンビニに行って300円くらいの安物イヤホンを買ってきてましたね。

そこまでするかと流石に驚きましたが、やはり日々のルーティン化していた事が急に出来なくなるのはそこまで気持ちの悪いものなのでしょう。

何事も「適度に」が大事ですよ。

最後に

ここまでプログラミングの中に音楽を聴くことの自分なりの持論とメリット、デメリットを上げてみました。

何事も向き不向きがありますから、向いているシチュエーションには音楽を聞いてリラックスして作業して、ここぞというときにはしっかり目の前の事に集中して取り組むという切り替えをしっかりしないといけないですね。

たまには今回のようにエンジニアとして業務していて気になった事に関して自分なりの考えを記事にして行こうと思っているのでよければ読んでもらえると嬉しいです。

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